生後6ヶ月で皮下腫瘍~石灰化上皮腫とは?気になる症状や治療は??

33df5fe93d2124b8b5f6d38aeb9535de_s[1]

子どもが生後6か月の夏。ふと見ると、こめかみ辺りに赤くプクッとしたできものが・・・

 

夏ということもあり「虫刺されかなー」と思い、特に気にすることなく過ごす日々。

 

しかし、数日経っても赤みは引かず、一週間ほどで赤みから青っぽい色に変色。

 

二~三週間ほどで青黒っぽく変色してきたので「これは虫刺されとは何か違う」と感じ、皮膚科へ連れて行くことに。

 

この”できもの”の診断結果は、石灰化上皮腫という皮下腫瘍でした。

 

私自身、聞いたことのない病名だったこともあり、詳しく説明を受けることに。

 

そして、この説明を受けた日から約半年後に全身麻酔での手術を行い皮下腫瘍を摘出、今では術後一年ほど経ちますが元気に過ごしています。

 

この赤ちゃんにも発生することもある石灰化上皮腫という皮下腫瘍。

 

あまり聞き慣れず、「どんな病気?」「どうしたらなくなるの?」などと気になる方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、石灰化上皮腫という皮下腫瘍の症状や実際に子どもが経験した手術、術後などを紹介したいと思います。

 


Sponsored Link
 

石灰化上皮腫とは?

 

石灰化上皮腫とは、名前の通りですが、一部の皮膚が硬い石灰のようになる良性の皮下腫瘍のひとつだそう。

 

現在発生の原因はよく分かっていないようですが、小児や比較的若い年齢の人の顔などにできることが多いようです。

 

症状は?

 

できものの表面は、少しデコボコしているように見えることが多く、直径は0.5ミリ~3センチ程度。

 

できものの皮膚の下に、石のような硬いしこりがあり、そのしこりを押すと痛みを感じることもあるようですが、症状的にはほぼ無症状といえるようです。

 

我が子の場合も、できものを触っても、泣くことも嫌がることもありませんでした。

 

201802071004

〈こめかみ辺りにできた石灰化上皮腫〉

 

できものの色は、皮膚が薄い場所であれば、腫瘍の色が透けて青黒黄白色に見えることも。できる場所によっては肌の色そのものの場合も。

 

このできものは、ゆっくり成長が見られ、時として皮膚表面が破裂したり、細菌感染が起きて赤く腫れあがることもあるようです。

 

我が子の主治医からも細菌感染が起きると、熱が出たり、痛みがでたりすることもあるかもしれないと、説明がありました。

 

治療法は?

 

残念ですが、この石灰化上皮腫という皮下腫瘍は、外用薬や飲み薬、レーザーなどでなくすことはできませんし、自然に治るものでもありません。

 

なので、形成外科的に手術を行い取り除くことが望ましく、摘出した組織を顕微鏡で見る検査をすることによって確定診断を行います。

 

手術は?

 

手術は、腫瘍の大きさなどにもよるようですが、多くの場合小学校の高学年以上になると、個人病院で局所麻酔での日帰り手術が可能ですが、小学校高学年以上であっても怖がって手術が出来なかったりする場合もあるようです。

 

小さい子どもの場合や腫瘍がかなり大きいものの場合は、全身麻酔での手術になるので、全身麻酔が施せる大きな病院での手術・入院になります。

 

我が子の場合も、初めは生後6ヶ月ほどで、できものも1センチ未満だったこともあり、全身麻酔での手術にすぐに踏み切ることもなく、個人病院に通院しながら様子を見ることに。

 

ですが…数カ月ほど経つと、こめかみ辺りにあるできものが少しずつ大きくなってきて1.5センチほどに。

 

そして、腫瘍が大きく成長しているのを機に、全身麻酔での手術に臨むことに決めました。

 

理由として、皮膚表面が破裂したり、細菌感染が起きて赤く腫れあがる可能性もあるのを知っておきながらこのまま腫瘍を放置しておくのも嫌で、何より摘出手術の傷跡が少しでも目立たないよう小さいうちにと思ったからです。

 

この頃は生後10カ月でしたが、全身麻酔での手術は1歳になってからのほうがリスクが少ないとのことだったので、大きな病院を紹介してもらい1歳を迎えての手術になりました。

 

我が子の場合、手術自体は20分くらいで「もう終わったの?」という感じでした。

 

こめかみ辺りの手術だったこともあり、手術後は顔がかなり腫れて痛々しかったのですが、一日ほどで腫れもひき、傷口も経過は順調だったので、検査入院・手術・術後を合わせて3泊4日ほどで退院できました。

 

退院した後は、細菌感染を防ぐためにもしばらくの間は入浴は湯船が禁止であったり、出歩かず大人しく自宅療養をよぎなくさたり、テーピング(傷跡が少しでもキレイになるよう)を半年ほどしなくてはならなかったりとしましたが…

 

現在術後1年ほど経ち、傷跡は縦にハッキリと残っていますが、これ以上傷跡が大きくならなかったことを考えると、あの時に石灰化上皮腫という皮下腫瘍の摘出手術に踏み切って良かったと思っています。

 

!cid_16177f62670ce1f2bea1

〈術後の傷跡〉

 

今回は、石灰化上皮腫について紹介しましたが、いかがでしょうか。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

初めは「虫刺されかな」と思いそうな”できもの”ですが、単なる”できもの”ではなく、石灰化上皮腫のような皮下腫瘍が赤ちゃんや子どもにもできる可能性もあります。

 

何か気になる”できもの”が発生したら、長い期間放置せず早めに診察を受けることをお勧めします。

スポンサードリンク

コメントは受け付けていません。