アゲハ蝶・幼虫~羽化を見よう!親子で楽しく飼育と観察

aab45c8e730af526047c9888d80251da_s[1]

春になるとよくアゲハ蝶をよく見かけませんか?

 

大きな羽で優雅に飛ぶ姿、とてもキレイですよね。

 

我が子は、アゲハ蝶を見つけるなり一生懸命追いかけています。

 

ちなみに、アゲハ蝶の幼虫と聞いてピンときますか?

 

子どもが好きな”はらぺこあおむし”を想像できるかと思いますが、緑色の幼虫は終齢幼虫で、それまでの小さい幼虫は鳥のフンのような姿をしていて、鳥などの天敵に見つかりにくい姿なんですよ。

844588398cb5fb1b85473a6f9678af05_s[1]

<3齢幼虫>

 

蝶の仲間は、卵~幼虫~さなぎ~成虫と成長する間に、大きく姿を変え、このような成長の仕方を「完全変態」といいます。

 

子どもと一緒に、完全変態・大きく姿を変える様子を観察するのも楽しく、自由研究にもお勧め。

 

そこで今回は、蝶の中でもアゲハ蝶の幼虫から成虫への飼育と観察について紹介したいと思います。

 


Sponsored Link
 

アゲハ蝶の卵や幼虫を探してみよう!

 

幼虫はミカン科の葉を好みます。

 

なので、アゲハ蝶はそれらの柔らかい新芽や葉っぱに卵を産み付けます。

 

卵の大きさは、1mmほどで黄色なのが特徴。

 

卵を見つけたら枝ごと切り取って持ち帰りましょう。

 

幼虫の場合、5齢(終齢)幼虫は、緑色で大きさもあるため比較的見つけやすいのですが、1~4齢幼虫までは天敵に襲われないため、鳥のフンに似ているので、見つけにくいかもしれません。

 

そして、幼虫を見つけた際は弱るのを防ぐため触らず葉っぱごと持ち帰りましょう。

 

卵や幼虫を見つけたら、飼育のスタートです。

 

飼育をしよう!

 

卵やまだ小さい幼虫(1~2齢)は、蓋がある透明パックで飼育すると飼育がしやすいでしょう。

 

いくつか空気穴を開けた透明パックにティッシュを敷き、その上に卵や幼虫の付いた葉を入れ、ティッシュはフンなどで汚れたら替えてあげましょう。

 

また、葉が長持ちするよう切り口に水を含ませたティッシュを巻き、アルミ箔などをかぶせておくといいでしょう。そして、葉がしおれてきたら取り替えます。

 

その際は、幼虫には触れず葉ごと取り、新しい葉の上に置くように。

 

ある程度大きくなった幼虫は、飼育ケースを横に使うと高さが出てGOOD。

 

ケースには、ティッシュを敷き、フンが目立つようになったら取り替えてあげてましょう。

 

えさの葉は長持ちするよう、枝ごと水を入れた瓶にさすといいのですが、水に幼虫が落ちないよう瓶の口にティッシュや脱脂綿、スポンジなどをつめることを忘れずに。

 

えさを変える際は、幼虫に触れないよう枝ごと切って移動を。切った枝をセロテープなどでで新しい枝に取り付けるとしやすいですよ。

 

幼虫を飼うと、えさとなる葉っぱが家にない場合、葉の入手が難しいですよね。

 

我が家の場合、ご近所さんがキンカンを植えていたため、いくつか葉を分けてもらい、切り口に水を含ませたティッシュ巻き、それをビニールに入れて冷蔵庫で保管すると最後までえさの葉は確保できました。

 

お店でも、ミカン科の鉢植えなども売られているので買うのも一つの手かもしれません。

 

ただ、注意点としては農薬がかかっていることもあるので買う際は無農薬か確認することをお勧めします。

 

飼育の基本となるのは、フンの掃除(ティッシュを変える)ことと、えさやり。

 

えさになる葉さえしっかり与えていれば、脱皮を繰り返し、さなぎまで成長する可能性は高いでしょう。

 

!cid_15c80139cd930ed12225

<葉を食べる終齢幼虫>

 

さなぎになってしまえば、後は羽化を待つのみ!楽しみですね。

 

観察してみよう!

 

飼育している間、幼虫~さなぎ~成虫と姿を変える様子などを親子で観察してみましょう。

 

◎葉っぱを食べる様子

幼虫は大きくなるため、たくさんの葉を食べます。よく聞くと、「バリバリ」と音を立てて食べる様子がわかります。葉を食べる姿、意外と可愛いので親子で観察してみて下さい。

◎驚かすと角を出す姿

アゲハ蝶の種類の幼虫をつつくと、においのある角(肉角)を出します。この行動は、敵に襲われた際、相手を驚かせるためだといわれています。

◎前よう

終齢幼虫から、しばらく経つと糸でからだを支えて「く」の字の姿でじっと動かなくなります。これを「前よう」といい、前ようから脱皮をしてさなぎになります。

◎さなぎ

さなぎはくっつく場所により色が変わります。緑の枝などに前ようがくっついていれば緑のさなぎに。茶色の場所なら茶色のさなぎになるので、数匹飼育していれば、色の違いも楽しめるかもしれません。

!cid_15c800fb666f9793a243

<緑の枝でさなぎに>

 

◎羽化の瞬間

さなぎは、夏であれば10日ほどで羽化の開始。羽化が近づいてくると、さなぎが透けてきて羽の模様がしっかり見えてきます。羽化は早朝からお昼までに始まることが多いので、見逃さないように観察しましょう。また、さなぎにに割れ目が入ったら驚くほどあっという間に成虫が出てくるので、割れ目がみえたら羽化の瞬間は間違えなく見られます。

IMG_1601

<羽化の直後>

 

いかがですか?アゲハ蝶の飼育と観察。

 

えさとなる葉をしっかり与えていれば、飼育はそんなに難しくないとは思います。

 

お散歩がてら、卵や幼虫を探しに行ってみてはいかかでしょうか。

 

親子で、幼虫が葉っぱを食べる姿、前よう・さなぎになる姿、羽化の瞬間など大きく姿を変える様子を見れるといいですね。

スポンサードリンク

コメントは受け付けていません。